SBI証券で「入金指示」ボタンを押すと…
即時入金、リアルタイム入金、銀行振込入金、振替入金の4つが表示されますね。
実はその他にも手数料無料でSBI証券口座に入金できるサービスがあります。
いちど設定をやってしまえば無料、自動で資金移動ができる非常に便利な方法、
その名は「銀行引落サービス」
毎月決まった日に入金できるので、証券口座への入金が自動化できます。
給料が振り込まれる銀行を設定すれば、先取り貯金感覚で証券口座に資金を移動できますね。
今回は、銀行引落サービスを実際に設定してみたので、サービス内容とやり方を紹介したいと思います。
SBI証券の「銀行引落サービス」ってどんなサービス?
SBI証券への入金方法の一つです。
指定の銀行から毎月決まった日に自動的に引き落としされ、SBI証券での買付代金として入金されるサービス。
投信積立をはじめ、株の買付代金としても使用できます。
引き落とし手数料は無料です。
「銀行引落サービス」で引落日として設定できる日は?
毎月14日または27日(休日の場合は翌営業日)。
「銀行引落サービス」で証券口座への入金日は?
引落日が14日の場合:当月末 (休日の場合前営業日)。
引落日が27日の場合:翌月15日(休日の場合前営業日)。
「銀行引落サービス」で引落請求金額の確定日は?
引落日の10営業日前。
資金を忘れないように準備しておきましょう。
「銀行引落サービス」で引落可能な金融機関は?
都市銀行、地方銀行、信用金庫、信用組合、労働金庫、ゆうちょ銀行 等。
ご自分の使いたい銀行があるか確認してみてください。
「銀行引落サービス」で引落しされる金額は?
投信積立ボーナス月設定コースを除く全コースの1ヵ月あたりの概算金額。
入金日の翌営業日に設定されている投信積立ボーナス月設定コースの金額。
追加引落設定している金額 →これが自由に株や投資信託が買える資金となります。
SBI証券の「銀行引落サービス」設定の3ステップ
では、実際の設定のやり方を紹介いたします。
ステップ1 引落金融機関の設定
まず金融機関を選びましょう
- SBI証券のPCサイトにログイン PCサイトからしか設定できません
- 「口座管理」 右上にあります
- 「お客さま情報 設定・変更」 右から2番目の下線がある青文字です
- 「お取引関連・口座情報」タブです
- 「銀行引落サービス」中段より下の方にあります
- 「お申し込み」をクリック
- 「規約等の同意画面へ」をクリック
- 「銀行引落サービス約款」を閲覧し同意 ☑️ボックスにチェック
- 「個人情報の第三者提供」の同意 ☑️ボックスにチェック
- 取引パスワード入力 SBI証券の取引パスワードを入力
- 「(株)DGフィナンシャルテクノロジーのWEBサイトへ」をクリック
- 注意事項を読み「次へ進む」をクリック
- 金融機関の種類を選択
- 都市銀行→ みずほ銀行 三菱UFJ銀行 三井住友銀行 りそな銀行 埼玉りそな銀行
- 地方銀行→ 信用金庫、信用組合、労働金庫 等 五十音順で選択できます
- その他→ セブン銀行、ソニー銀行、住信SBIネット銀行、auじぶん銀行、イオン銀行、
GMOあおぞらネット銀行、SBI新生銀行、あおぞら銀行 - ゆうちょ銀行
ゆうちょ銀行を選択した場合の例
私はゆうちょ銀行を選択して手続きを進めてみたので、以下に設定方法を書いておきます。
- ゆうちょダイレクトを使用しない WEB受付方式の「同意事項」を確認後「同意する」
- 口座情報 記号の3桁の半角数字をいれる
- 「進む」
- 口座情報 番号を半角数字でいれる
- 口座に登録している電話番号を入力
- 「進む」
- 本人確認の通知方法選択を選択 SMSか自動音声を選ぶ
SMS認証 口座登録電話番号にショートメッセージでワンタイムパスワードが送られてくる
自動音声認証 口座登録電話番号に自動音声でワンタイムパスワードが流れる
- 送られてきたワンタイムパスワードを入力
- 「進む」
- キャッシュカードの暗証番号を入力
- 「進む」
- 「確認」
「銀行引落サービスのお申し込みが完了しました。」と表示されれば成功 。
その他の銀行でも同じような順序で設定できます。
ステップ2 引落金額の設定
続いて「銀行引落サービス設定画面へ」をクリックして引落金額を決めていきます。
- 「銀行引落サービス設定画面」を表示
- サービスの利用か利用停止 利用する
- 引落可否状況を確認 引落が3回不能だと引落停止になります
- 引落日の選択 毎月14日引落か27日引落を選ぶ
投資信託の積立設定済みで「現金決済」を選択している場合
投資信託の積立を設定している場合、その積立額を引き落とし額として設定する事ができます。
- 引落金額(投資信託積立設定分)に設定した積立額が表示される
- 投資信託積立だけでよければ、取引パスワードを入力
- 確認確認画面へ クリック
- 設定変更 クリック
「銀行引落サービス 設定変更完了」と表示されれば成功 。
投資信託の積立額以外にも現金を証券口座に移動させたい場合
投信積立を設定しない場合、追加引落金額設定に金額を入力すると、買付余力として現金が余力として反映されます。
この余力が、株や投資信託を買える資金となります。
ステップ3 積立投資信託の設定
積立投資信託は
PCサイト内の「取引」>「投資信託」>「投信(積立買付)」 画面から設定できます。
積立投資信託の決済方法を「現金」に設定しておくと、毎月決まった金額で銀行引き落としサービスを使って、買い付けすることができます。
申し込み日、設定締切日、引落日、着金予定日について
実際のお金の動きは下記の例の通りです。
例 2023年9月に銀行引落サービスを申し込み 10月から引落開始
毎月14日引落の場合 設定締切日 設定締切日9/29 引落予定日10/16 証券口座着金予定日10/31
毎月27日引落の場合 設定締切日 設定締切日10/13 引落予定日10/27 証券口座着金予定日11/15
設定してから、実際にSBI証券口座に着金するまで約一ヶ月程度かかるので、購入したい投資商品が決まっている方は、早めに設定してしまいましょう。
銀行引落サービスは、多くの銀行に対応しているので、わざわざ新しく口座を作らなくてもいいのが助かりますね。
給料の振込口座などから、資金をゆっくり移動させながら、じっくり投資商品を選びたい方に、ぴったりの入金方法です。
毎月決まった額が自動で引落とされるので、先取り貯金感覚で資金移動できますね!
SBI証券の「銀行引落サービス」が向いているのはこんな人
- 急がないから自分の持っている銀行口座から無料で入金したい
- 入金は月一度くらいでちょうど良い
- いつでも商品を買えるように少しずつ資金を移動させておきたい
- 定期的に資金を移動させたい
- 給料の入る口座から一定額を毎月移動させたい
- 新しいカードを作ったり、新しく銀行口座をひらく、など面倒な手続きは嫌だ
こんな方はぜひ銀行引落サービスを使ってみてくださいね。
まとめ
SBI証券の銀行引落サービスは、PCサイトからしか設定できないのがちょっと面倒ですが、一度設定してしまえば自動的に資金移動できるので、株を買ったり投資信託を買ったり色々チャレンジしてみたくなると思いますよ。
ご自分に合った資金移動方法を見つけて楽しく投資生活を送りましょうね。
※投資はご自身のリスクをふまえて、自己責任の判断のもとで行いましょう。
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