「投資って怖くないですか?」
そう聞かれたら、わたしはこう答えます。
「怖いよ。わたし、一度数百万円の赤字を出して退場してるから。」
おじいわんそんなに損したら、もう二度とやりたくないよねぇ?



普通はそう思うよね。でもね、「怖い」と「必要ない」は別だったのよ。
今は、毎日500円のインデックス投資を3年以上続けています。
なぜまた戻ってきたのか。
今日は、「投資怖い病」だったわたしの処方せんをお話しします。
わたしが経験した「本当の怖さ」


「投資が怖い」という気持ち、よくわかります。
わたしが最初に投資を始めたのは20代。
「お金を増やしたい。とにかく投資をやってみよう」という軽い気持ちでした。
当時は今みたいに「オルカン積立一択」みたいな空気ではありませんでした。
銀行窓口には毎月分配型の投資信託がずらっと並び、「ブラジルが来る」「新興国が熱い」みたいな言葉をよく見かけました。
正直、どうやって投資商品を選んでいたのか今となってはあまり覚えていません。
「毎月お金が入るなんてお得そう」
「ブラジルってこれから伸びそう」
そんな雰囲気と勢いだけで、銀行で投資信託を買っていました。
やってはみたものの、届く運用報告書はどこを見ていいかもわからず、ただ数字を眺めるだけ。
「分配金が入りました」のお知らせだけが、わかりやすい数字で嬉しかったです。
ただ正直、投資信託では増え方がじれったい。
「もっと増やしたい」という気持ちがでてきて、30代で何もわからないまま個別株にも手をだしました。
数年が経ったころ、リーマンショックが起きました。
画面に映る数字がどんどん下がっていくのを、ぼうぜんと眺めていました。
気づいたときには数百万円の赤字。
何が起きているのかも、どうすればいいのかも、何もわからないまま、いったん退場しました。
あのときの「怖さ」は、損失の金額よりも「わけがわからない」「自分にはどうしようもない」虚無感の方が大きかったように思います。
今振り返ると、わたしが本当に怖かったのは「投資」そのものではありませんでした。
何を買っているのかも、なぜ下がっているのかも理解しないまま、お金を入れていたこと。
それが一番怖かったのだと思います。
それでも投資の世界に戻ってきた理由
一言で言えば、インデックス投資という自分に合う方法を見つけたからです。
退場してからしばらくは、投資から離れていました。
でも頭のどこかに「お金に働いてもらう」という考え方がずっと残っていました。
給料だけで老後まで乗り切るイメージが持てない。
自分の時間を切り売りするだけでなく、お金にも働いてもらいたい。その気持ちは、退場してからも消えませんでした。
転機になったのはコロナ禍です。
外出の機会が減り、「この先どうなるんだろう」という漠然とした不安が膨らんでいました。
そこで家計管理や資産運用についてもう一度学びなおそうと情報を集めていたときに出会ったのが、インデックス投資です。
正直、最初は地味だと思いました。
個別株のようなドラマチックさはない。でも調べれば調べるほど「これはできるヤツだ」とわかってきました。
分散されている。コストが安い。自分で銘柄を分析しなくていい。長期でほったらかしでいい。
インデックス投資を知ってからは、「世界全体に長く積み立てる」という考え方に納得したうえで投資できるようになりました。
「わけのわかるものに投資している」
そう思えたことで、以前のような「わけのわからない怖さ」はかなり減りました。
「投資怖い病」4つの処方せん


よく聞く「投資が怖い理由」には、それぞれ処方せんがあります。
わたしがたどりついた答えはインデックス投資です。その視点から、4つの処方せんをお伝えします。
処方せん① 損をするのが怖い病
おくすり①:インデックス投資は「一社に賭けない仕組み」です。
大事なお金。損はぜったいしたくない、と思いますよね。
じつは、ヒトは損をすると、得した時の2倍くらい強く傷つくらしいです。
投資である以上、損をする可能性はゼロではありません。
ただ、インデックス投資(オルカンやS&P500など)は世界中・アメリカ中の数千社に分散して投資する仕組みです。一社が倒れても全体には影響が小さい。個別株のように「ひとつの会社の業績に全部かける」怖さとは性質が違います。
また、長期で積み立てることで「買うタイミングの失敗」を分散できます。高いときも安いときも買い続けることで、価格の波に飲み込まれにくくなります。
▼ いつ買うのが正解?「ドルコスト平均法」の記事もどうぞ
わたしはリーマンショックで個別株に振り回され、そのまま退場してしまいました。
一方で、インデックス投資を淡々と続けていた人たちが、その後また回復していく様子も後から知りました。
「広く分散して長く続ける」という考え方には、こういう強さがあるんだなと感じました。



暴落しても買い続けるの、怖くないの?



怖いよ。でも毎日500円という少額だと続けやすいし、暴落した日も「安く買えた」と思えるようになってくるのよ。



なるほど!慣れてくるんだね



何事も練習練習。
処方せん② 難しくてわからない病
おくすり②:インデックス投資はシンプルです。
インデックス投資は「世界経済は長期で成長し続ける」という前提に乗っかるだけです。
証券会社でNISA口座を開いて、オルカンかS&P500を積立設定する。
あとはほったらかしでいいんです。
個別株のように決算を読んだり、チャートを分析したりする必要はありません。
ネット証券の整備も進み、以前よりだんぜん投資がしやすくなっています。
最初の積立設定も30分もかかりません。
むずかしい知識は、始めてから少しずつ覚えれば十分です。
▼ NISAの始め方はこちらで詳しく解説しています
処方せん③ 騙されそう病
おくすり③:大手証券会社のNISA口座なら安心
実際に投資詐欺は存在します。
ただ、大手証券会社(SBI証券・楽天証券・マネックス証券など)でNISA口座を開いて、インデックスファンドを買うだけなら、詐欺に引っかかるリスクはほぼありません。
「絶対に儲かる」「元本保証」という言葉が出てきたら即アウト。
インデックス投資にそういった言葉は存在しません。地味に、ただ積み立てるだけです。
処方せん④ まとまったお金が必要そう病
おくすり④:100円から始められます。
SBI証券などの主要な証券会社では、投資信託を100円から購入・積立設定できます。
わたしは毎日500円で積み立てをやっています。
「まとまったお金ができてから」と待っていると、時間だけが過ぎていきます。
長期投資は時間が武器です。
投資に慣れる意味もあるし、少額でもなるべく早く始める方が、長い目で見れば有利になります。



おくすり、全部のめましたか?
投資への怖さが少しやわらいだら、まず100円からでも試してみるのがおすすめです。
まとめ


わたしはリーマンショックで数百万円の赤字を出して退場した経験があります。
それでも懲りずに投資の世界に戻ってきたのは、「お金に働いてもらう」という考え方が性に合っていたからです。
インデックス投資は地味です。
ドラマもスリルもない。
でも、リーマンショックでぶつかった「わけがわからない」という怖さを、そのシンプルさで解決してくれました。
- 損が怖い → 分散・長期積立で備える
- 難しい → インデックスはシンプル。始めてから覚えれば十分
- 騙されそう → 大手証券会社のNISA口座なら安心
- まとまったお金が必要 → 100円から始められる
怖さの正体と処方せん、そろいましたか?あとは踏み出すだけです。



怖くても始めていいんだね。



怖さがゼロになるのを待ってたら、一生始められないからね。
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※この記事はしんげつ個人の体験をもとに書いています。投資は自己判断・自己責任でお願いします。特定の商品の購入を推奨するものではありません。




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