
終わった終わった〜!



何が終わったの?



とうとう、我が家の墓じまいが終わったのよ



大変だった?



何もわからないところからスタートしたから大変だったよ
我が家では両親が高齢になり、遠方に住む親族もお墓参りが難しい状況になったため、お墓の管理をしていた父と話し合い、墓じまいを決意しました。
今回は実際に墓じまいを行って、お金や時間がどのくらいかかったのかの体験をお伝えしたいと思います。
費用を抑えるためのポイントも解説しますので参考にしてくださいね!
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我が家のお墓じまいの7ステップ
いざ墓じまいをしようという時、何から手をつけたらいいのか、わかりませんよね。
我が家は以前、家族で終活フェアに行ったことがあり、そこでいただいたアドバイスをもとに進めてみることにしました。


①親族の同意をとる
お墓の管理をしているのは主に父でした。
父には遠方に住んでいる妹がひとりいます。
墓じまいについて相談したところ「お墓参りが難しい現状を考えると墓じまいは妥当」と、
こころよく賛成してくれました。
親族に相談せずに勝手に墓じまいをやってしまうと、のちのちトラブルになるので注意が必要です。
②お墓の種類の確認
我が家のお墓は1978年に購入した民間霊園のお墓でした。
毎年8,000円の管理料を支払っていました。
墓じまいを行うことで、この管理料も不要になります。
③墓地管理者への相談
民間霊園の場合、指定の石材店があることが多いです。
霊園のホームページに記載されていた石材店に電話し、墓じまいをしたい旨を伝え、見積もりを依頼しました。
見積書とともに霊園の使用権放棄承諾書などの必要な書類も一式送ってもらえました。
④新しい納骨先を決める
お墓の中には祖父母の骨壺が2つありました。
新たな納骨先として選んだのは、同じ霊園内にある永代供養墓です。
この永代供養墓は「合祀墓」といって他の方のお骨と一緒に安置されるタイプのものですが、
費用が安く抑えられる点が魅力です。
たくさんのお骨を収納するためにお骨はパウダー状に加工します。
また、この霊園の場所が祖父母が長く暮らした町の山の上に位置していることも決め手でした。
お墓の下は土とつながっているので、暮らした町の土地に還りながら、ゆっくり眠ってもらえる気がしました。
⑤使用していたお墓の閉眼供養をして更地に戻す
閉眼供養とは僧侶を招いて読経をしてもらい、お墓や仏壇に宿っている仏様やご先祖様の魂を抜き取るための儀式です。
やらなくても問題はないものですが、長年祖父母がお世話になったお墓に感謝の意を込めて行うことにしました。



ちゃんと供養をしたから、お墓を処分する罪悪感や不安がやわらいだわ
閉眼供養後のお墓は、霊園にお金を払って更地に戻してもらいます。
⑥骨壷を取り出し、遺骨を加工する
閉眼供養の終わったお墓から骨壷を取り出し、お骨をパウダー状に加工しました。
加工は、石材屋さんにお願いしました。
お骨をパウダー状にすることで容積を約1/3~1/5程度に減らすことができます。
10日ほどで加工作業が終わりました。
お骨が古くて傷みが激しい場合はプラス1ヶ月くらいかかるようです。



パウダー状にしたあとに散骨までしてくれる業者さんもあるみたいよ



わぁ、ペットもOKなんだね!
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⑦お骨を永代供養墓に安置する
最後にパウダー状に加工されたお骨を永代供養墓に納骨しました。
供養墓の下に土に通じている穴があいており、そこにサラサラになったお骨を納骨しました。
「粉骨納骨」と言うそうです。
これで無事に墓じまいが終わりです。



へぇ、色々な手続きがあったんだね



全部終わるまでに3ヶ月くらいかかったのよ
墓じまいにかかった費用
一般的に墓じまいには平均30万から150万くらいの費用がかかるようです。
さて、今回の我が家の墓じまいはどのくらいの費用がかかったのでしょうか?
実際にかかった費用合計は?
お骨を取り出し、加工して、永代供養墓にうつし、使っていたお墓を更地に戻すという一連の作業でかかった費用は…
合計で281,000円でした。



わりと安いと思いませんか?
費用の内訳は?
閉眼供養のお坊さん代:30,000円
閉眼供養に同席してもらった石材店のお車代:3,000円
永代供養墓使用料:55,000円×2名分=110,000円
粉骨作業費:21,000円×2名分=22,000円
永代供養墓への納骨時に同席したもらった石材店のお車代:6,000円
墓所整地分担金 お墓を更地にする費用:110,000円
でした。
墓じまい費用を節約するにはどうすればいい?



平均よりも少し費用が抑えられた理由を考えてみました。
閉眼供養をフリーのお坊さんに依頼した
菩提寺に相談することも考えましたが、離檀料のトラブルが心配でした。
お寺内の墓地ではなかったのですが、供養代がいくらかかるか不明で不安でした。
そこで、石材店から紹介されたフリーのお坊さんに依頼することにしました。
明朗会計で30,000円と最初からきちんとわかっているので安心でした。



お坊さんもフリーランスの時代なのね
現代にはこうした便利な選択肢があることに驚きましたが、低価格でお墓の「さようならの儀式」をきちんと行うことができて満足度が高いものでした。
新しい納骨先を永代供養墓にした
納骨先を同じ霊園内の永代供養墓にしたことも大きな節約ポイントです。
お骨の引っ越し先として、新たに屋内納骨壇などを購入すると、50万円くらいの費用がかかりますが、合祀される永代供養墓だと一人5万円程度です。
自分の身内のお骨が、知らない人のお骨と一緒になることに抵抗がなければ、合祀の永代供養墓を納骨先に選ぶとかなり費用がおさえられます。
さいごに
墓じまいを無事に終えたことで、家族の負担が大幅に軽減されました。
体力的、精神的、金銭的すべてにおいて楽になったと感じます。
体力的に
・墓の掃除、草刈りなどの作業が不要になった
精神的に
・後継者への負担を心配する必要がなくなった
・無縁仏になる心配がなくなった
・親族ではありませんが、どなたがが一緒に眠ってくれていると思うと心強い
金銭的に
・墓地の管理料がなくなった
・定期的な清掃や草刈りの費用がなくなった
・叔母は
ことが大きいです。
今回、永代供養墓という新たな形で祖父母を供養できて、心から満足しています。
私たち親子は地元であった終活フェアに行ったことをきっかけに選択肢を考えながら、全部自分たちで決めて進めて行きました。
時間がない方や、お墓が遠方にあるけれど、墓じまいを考えたいときは、専門業者の無料相談を利用するのもおすすめです。
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