【日経平均5%下落でもオルカンは踏んばった】2026年10月 オルカンとS&P500の積立結果 48ヵ月目

日経平均が5%下がった2026年10月も、オルカンとS&P500に毎日500円の積立を続けるイメージのアイキャッチ。日本と地球と500円玉のイラスト。

10月は日本株が大きく動いた月でした。

日経平均株価は月の前半に約3ヵ月ぶりの7万円台に乗せたものの、そこから下げて、月間では約5%の下落。
ニュースだけ見ていると「大変な月だった」という印象です。

ところが、わたしのオルカンの基準価額は、先月末から0.2%の下落にとどまりました。
S&P500にいたっては、0.8%の上昇です。損益率はオルカンが54.90%、S&P500が57.68%でした。

2022年11月に始めた毎日500円の積立も、今月で48ヵ月目。ちょうど丸4年になりました。
48ヵ月目の結果をご報告しますね。

しんげつ

日本株のニュースは騒がしかったのに、わたしの積立はほとんど動きませんでした。

おじいわん

ぼくもおさんぽの途中でほえられても、知らんぷりして歩くワン。

目次

2026年10月 オルカンとS&P500の基準価額推移グラフ

2026年10月 オルカンとS&P500の基準価額推移グラフ

まずは今月の値動きから。基準価額(投資信託の値段のこと。1万口あたりで表示されます)は、2本で明暗が分かれました。

2026年10月 オルカンとS&P500の基準価額推移グラフ

オルカンは先月末の37,791円から37,716円へ、75円のマイナス。率にして約−0.2%です。
S&P500は44,450円から44,816円へ、366円のプラスで約+0.8%でした。

月の中の動きは、2本ともよく似ていました。

オルカンS&P500
月初(10/1)37,855円44,514円
月の最高値38,635円(10/7)45,638円(10/7)
月の底37,162円(10/23)44,169円(10/26)
月末(10/30)37,716円44,816円

月初から上がって、10月7日にそろって月の最高値。そこからはじわじわ下がり、10月23日に大きく下げました。
この日はオルカンが874円、S&P500が1,034円のマイナスで、どちらも今月いちばんの下げ幅です。

そのあと月末にかけては持ち直しました。
オルカンは23日の底から29日までに740円、S&P500は26日の底から29日までに924円戻しています。

月末の基準価額は、オルカンは月初より少し低く、S&P500は月初より少し高いところで終わりました。

2026年10月 月間レポート

2026年10月のワンコインデックス投資月間レポートのイメージイラスト
オルカンS&P500
投資日数19日21日
今月の投資額¥9,500¥10,500
購入口数(積立)2,513口2,346口
先月末評価額¥691,299¥735,611
今月末評価額¥699,405¥752,182
損益率54.90%57.68%

損益率はオルカンが54.90%、S&P500が57.68%で着地。
先月末はそれぞれ56.40%、57.68%でしたから、オルカンは1.5%下がり、S&P500は先月末とまったく同じ数字になりました。

オルカンの基準価額は0.2%しか下がっていないのに、損益率は1.5%下がっています。
これは、今月新しく積み立てたお金がまだほとんど増えていないためです。増えていないお金が加わると、全体の損益率は下がる方向に引っぱられます。

おじいわん

あれ?S&P500君は損益率が先月とおなじ数字だよ。
書きまちがいじゃないの?

しんげつ

わたしも二度見したよ。偶然、ぴったり同じだったの!

投資日数は、オルカンが19日、S&P500が21日。オルカンはニューヨーク・ロンドン・香港のどこかが休みの日は注文ができません。10月は香港の祝日(1日の国慶節、19日の重陽節の振替休日)だったので、翌日の2日と20日は買付がありませんでした。

今月の積立額を差し引いた値動きだけで見ると、評価額はオルカンが1,394円の目減り、S&P500は6,071円のプラスです。

おじいわん

S&P500君はちゃんとふえたけど、オルカン君はちょこっとだけへったんだね。

「一度にまとめて買った方がよかったんじゃないの?」と思う方もいるかもしれません。毎月そこも検証しています。

一括投資 vs 毎日積立 口数比較

同じお金で買って、口数(買った投資信託の数のこと)が多いほうがお得です。
毎日積立と、月初に一括で買った場合を、口数で比べました。

毎日積立(実績)一括購入(月初仮定)差
オルカン2,513口2,510口+3口
S&P5002,346口2,359口−13口

今月は、2本で結果が分かれました。オルカンは毎日積立がわずかに勝ち、S&P500は一括買いの勝ちです。

ひとつお断りしておくと、この比較は「月のはじめにまとめて買っていたら」という仮定で計算したものです。実際にまとめて買うなら、いつ買うかは人それぞれ。目安のひとつとして見てくださいね。

毎日積立が勝つ条件は、月を通した平均の値段が、一括買いした日の値段より安かったときです。

月初の基準価額平均取得単価月初基準価額との差
オルカン37,855円37,803円52円 安い
S&P50044,514円44,757円243円 高い

平均取得単価というのは、毎日500円ずつ買った結果として、実際に買えた値段の平均のことです。今月の投資額を買えた口数で割って、1万口あたりに直すと出ます(オルカンなら投資額9,500円÷2,513口×10,000)。

S&P500は、10月1日の基準価額が月のなかでも安いほうでした。
1日より安かったのは、大きく下げた23日と26日の2日だけ。
ほとんどの日を月初より高い値段で買ったので、一括買いに負けてしまいました。

オルカンは、月の後半に月初より安い日が続いたおかげで、平均がわずかに月初を下回りました。

もうひとつ、今月ならではのポイントがあります。
わたしが500円投資で使っているマネックス証券では、9月28日から口数の端数の計算方法が変わりました(くわしくは先月の記事に書いています)。10月は、新しい計算方法で丸1ヵ月を買った、はじめての月です。これまでのような端数の切り上げによる上乗せがない状態での比較になりました。

先月は2本とも積立の勝ち、今月は2本で結果が分かれました。どちらが勝つかを事前に当てることはできないので、わたしは毎日積立を続けるだけです。


▼ 下がった相場で積立と一括を比べた検証も別記事に書いています。あわせてどうぞ。

【積立投資と一括投資どっちが有利?】株価下落時のオールカントリーで検証

しんげつ

月初が安かった月は、一括買いが有利になるのよ。こればかりは月末にならないとわからないね。

おじいわん

ふくびきみたいだワン。

おじいわんの解説|日経平均は5%下落、それなのにオルカンがほとんど下がらなかったのはなぜ?

オルカンが世界中の株に分散しているため、日本株の下落の影響が小さいことを表すイメージイラスト

今月は、ちょっと不思議な数字が並びました。

日経平均株価は、9月末の66,753円から10月末の63,290円へ。
月間で約5.2%下がりました。月の前半には70,683円まで上がっていたので、そこから見ると約1割の下げです。

ところが、オルカンの基準価額は約0.2%しか下落していません。日本の株がこれだけ下がったのに、なぜでしょうか?

答えは、オルカンの中身のほとんどが、日本以外の株だからです。

オルカン(全世界株式)は、日本をふくむ世界中の株にまとめて投資する投資信託です。
その中で、日本株はごく一部。いちばん大きな割合をしめているのはアメリカ株です。
日本株が5%下がっても、オルカン全体で見ると、影響は小さくなります。

そして、そのアメリカの株は、10月はほぼ横ばいでした。
為替(ドル円)も、月末同士で比べると156円台から157円台へとほぼ変わらず。
9月のように、円高で基準価額が押し下げられることもありませんでした。

S&P500の基準価額は約0.8%の上昇でした。

S&P500の投資信託には、もともと日本株が入っていません。だから、日経平均の下げとはほとんど関係なく動きました。

おじいわん

ミックスジュースに入ってるレモンがちょっとすっぱくても、ジュースぜんたいはあんまりすっぱくならないワン。

しんげつ

そうそう。オルカンの中の日本株は、そのレモンくらいの量なのよ。

日経平均が大きく下がったと聞くと、自分の投資信託も同じだけ下がったのでは、と心配になるかもしれません。
でも、オルカンやS&P500を積み立てているなら、日経平均と同じように動くとはかぎりません。

▼ オルカンの中身については、こちらの記事でくわしく書いています。

【500円から】オルカンとは何?全世界株式(オール・カントリー)を超わかりやすく解説

おじいわん

日経平均が下がっても、オルカンがおなじだけ下がるわけじゃないんだね。おぼえておくワン。

今月の一本勝負!S&P500 vs オルカン、強かったのはどっち?

2026年10月 オルカンとS&P500の日ごとの勝ち負けの星取表。21営業日すべてS&P500の勝ち

営業日ごとに、その日の損益率が高いほうを「勝ち」として、10月の勝ち負けを数えました。今月闘ったのは21回。

対決勝った日数
S&P50021勝
オルカン0勝

なんと、21戦全勝でS&P500君の完全勝利です。

差がいちばん小さかったのは月初の10月1日で、1.25%。
そこからじわじわ差が開いて、いちばん差が大きかったのは10月28日の3.26%でした。
月末は2.78%差で、S&P500が57.68%、オルカンが54.90%です。

先月は、月の前半にオルカンが5連勝する場面もありました。
今月は、オルカンに一度も出番がありませんでした。日本株の下げが、ここでは少しだけ効いたのかもしれません。

なお、どちらを選ぶかで迷っている方はオルカンとS&P500どっち?両方買うのは意味ない?もあわせてどうぞ。

S&P500は、9月14日から続く連勝がこれで31連勝になりました。

しんげつ

S&P500君は、9月後半からの連勝が止まりませんね!

おじいわん

オルカン君、来月はがんばってほしいワン!

おじいわんが選ぶ!2026年10月の経済ニュース

おじいわん

10月は、日本の株価と、日米の金利のニュースが多かったよ。4本まとめたワン。

ニュース① 日経平均、約3ヵ月ぶりの7万円台から一転、月間で約5%下落

日経平均株価は10月6日、終値で70,683円をつけ、約3ヵ月ぶりに7万円台を回復しました。アメリカの追加利上げの見方がやわらいだことや、原油価格の下落が追い風になりました。

ところが、そこからは下げが続きます。19日には、前の週のアメリカのハイテク株安を受けて、一時1,400円を超える下げに。30日にも、AI・半導体関連の株が売られて1,369円下がりました。月末の終値は63,290円で、9月末から約5.2%の下落です。

おじいわん

7万円まで行ったのに、もったいないね。

しんげつ

上がったあとに下がるのも相場のうち。毎日積立なら、どの日も同じように買うだけです。

ニュース② アメリカの雇用が予想を大きく下回り、それでも株価は上昇

10月2日に発表された9月のアメリカの雇用統計(働く人の数や失業率をまとめた統計)では、雇用者数の増加が2.9万人。予想の9.0万人を大きく下回り、失業率も4.2%に上がりました。

景気にとっては悪いニュースですが、発表のあと株価は上がりました。景気が弱ければ、FRB(アメリカの中央銀行にあたる組織)がこれ以上金利を上げにくくなる、と受け止められたためです。一方で、14日に発表された物価(消費者物価指数)は予想を上回り、インフレ(物価が上がり続けること)への心配も残りました。

おじいわん

わるいニュースで、かぶが上がるの?ふしぎだワン。

しんげつ

株価は「この先、金利がどうなるか」を先回りして動くことが多いのよ。

ニュース③ FRBは政策金利を据え置き 12人のうち2人は利上げを主張

10月28日(日本時間29日)、FRBはFOMC(アメリカの金融政策を決める会合)で、政策金利を3.75〜4.00%のまま据え置くと決めました。9月に約3年ぶりの利上げをしたばかりで、今回はいったん様子見です。

ただ、投票した12人のうち2人は、0.25%の利上げを主張していました。12月の会合で利上げがあるかどうかが、次の注目点になっています。

おじいわん

利上げはお休みしたんだね。

しんげつ

でも、利上げしたい人もいる。まだまだ目がはなせません。

ニュース④ 日銀も1.25%で据え置き ETFを売るペースは約2.6倍に

10月30日、日銀(日本銀行)は金融政策決定会合で、政策金利を1.25%のまま据え置きました。9人のうち1人は、1.50%への利上げを提案していました。

あわせて、日銀が持っているETF(上場投資信託。株式市場で売り買いできる投資信託)を売るペースを、2027年1月から約2.6倍に引き上げると決めました。日銀は、物価や景気の状況に応じて、今後も金利を引き上げていく方針を示しています。

おじいわん

にちぎんも、投資信託を持ってるんだね。

しんげつ

日本の株をたくさん持っているんだって。少しずつ手放していくそうよ。

今月のできごと お好み焼き屋さんで教わった、ふわふわキャベツのピーラー

キャベツピーラー「キャベピィMAX」でふわふわのキャベツの千切りを作っているところ

今月、おいしいと評判のお好み焼き屋さんに友人とでかけました。

そこで出てきたお好み焼きのキャベツが、とにかくふわふわだったんです。
胃にもたれる感じが全くしなくて、ぺろりと2枚も食べてしまいました。
あまりにふわふわなキャベツだったので、お店の方に「キャベツはどうやって切っているんですか?」と聞いてみました。

教えてもらったのは、キャベツの千切りができる専用のピーラーを使っている、ということ。
包丁でがんばって細く切っていたわけではなかったんです。
商品名も教えてもらいました。

さっそく帰ってから、Amazonでピーラーを探して手に入れました。

ののじの「キャベピィMAX」です。

使ってみると、キャベツをなでるように動かすだけで、ふわふわの千切りがどんどんできていきます。
お店で食べたあのキャベツが、家でもできました。

せっかくなので、このキャベツでお好み焼きを作ってみました。

材料は、小麦粉と卵と水、そしてふわふわキャベツだけ。お好み焼き粉も、豚肉も、天かすも入れない「なんちゃってお好み焼き」です。

これが、めちゃくちゃおいしかったんです。キャベツがふわふわだと、シンプルな材料だけでも、ちゃんとお好み焼きになるんですね。

このピーラーは優秀です。キャベツの千切りは、とんかつのつけ合わせにもサラダにも使えるので、これからも出番が多そうです。

▼ わたしが使っているキャベツピーラー(ののじ キャベピィMAX)

しんげつ

気になったことは、お店の方に聞いてみるものですね。

おじいわん

ぼくもキャベツの芯なら、ちょっとほしいワン。

しんげつ

シンプルな材料でもおいしくなる。投資も同じで、シンプルが一番ね!

まとめ

2026年10月は、日経平均株価が一時7万円台に乗せたあと、月間で約5%下がった月でした。
それでも、オルカンの基準価額は約0.2%の下落、S&P500は約0.8%の上昇。
500円投資の損益率はオルカンが54.90%、S&P500は先月とぴったり同じ57.68%でした。

口数の比較は、2本で結果が分かれました。
オルカンは毎日積立が3口の勝ち、S&P500は一括買いが13口の勝ち。
星取表は、S&P500の21戦全勝です。

日本株が大きく下がった月でも、世界中の株に分けて投資しているオルカンは、その影響をあまり受けませんでした。分散投資(いろいろなものに分けて投資すること)のありがたさを、数字で実感した月です。

毎日500円の積立は、今月で丸4年。勝った月も、負けた月も、わたしがやったことは同じです。
毎日500円を積み立てただけ。5年目も淡々と、500円ずつ積み立てます。

おじいわん

4年もつづけたんだね。ぼくも、まいにちのおさんぽはサボらないワン。

500円投資、気になってきた方へ

「気になるけど、投資ってこわい」と感じている方は、まずこちらの記事からどうぞ。

▼ 【NISAを始めるのが怖い人へ】リーマンショックで退場したわたしが投資に戻れた理由
https://shingetu104.com/toushi-kowai/

すぐに始めてみたい方はこちら。

▼ 【NISA初心者向け】SBI証券と楽天証券どっち?マネックス証券も入れた3社比較
https://shingetu104.com/nisa-shoken-hikaku/

積み立てたオルカンの配当金がどこに行っているのか気になる方は、こちらもどうぞ。

▼ 【オルカンの配当金はいつもらえる?】振り込まれないのはなぜ?分配金との違いと複利の正体
https://shingetu104.com/orukan-haitoukin/

先月の結果はこちらです。

▼ 【円高で基準価額が下落】2026年9月 オルカンとS&P500の積立結果 47ヵ月目
https://shingetu104.com/202609investment/

※この記事はしんげつ個人の体験をもとに書いています。投資は自己判断・自己責任でお願いします。特定の商品の購入を推奨するものではありません。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA



reCaptcha の認証期間が終了しました。ページを再読み込みしてください。

目次