【AI株調整でオルカンも下落】2026年7月 ワンコインデックス投資結果 500円×45ヵ月の積立結果は?

基準価額が下がった月でも毎日500円積立を続けるイメージのアイキャッチ。横ばいから下がるグラフと積み上がるコインのイラスト。

7月分を集計してみると、オルカンもS&P500も、先月末より評価額は増えていました。

でもこれ、喜んでいい数字ではありません。

オルカンで増えたのは1,160円。今月積み立てたのは1万円です。

S&P500も10,500円積み立てて、増えたのは3,223円でした。

日経平均は月間で5,700円下げて4ヵ月ぶりの反落。

AI・半導体関連の調整で、オルカンもS&P500も基準価額が下がった月でした。

それでも毎日500円の積立は、いつも通り淡々と続いています。45ヵ月目の結果をご報告します。

しんげつ

評価額はあまり見ていません。わたしが気にしているのは口数のほうです。

おじいわん

くちすう?ぼくが数えてあげようか。

目次

基準価額推移グラフ

2026年7月 オルカンとS&P500の基準価額推移グラフ

まずは今月の値動きから。オルカンの基準価額(投資信託の値段のこと。1万口あたりで表示されます)は、月初の38,376円から月末は37,521円へ。月初と月末を比べると855円、率にして約2.2%のマイナスです。

S&P500も44,848円から43,950円へ、898円のマイナス。こちらも約2.0%下がりました。ずっと下がり続けたわけではなく、月の中旬まではほぼ横ばい。下旬にかけて力尽きた、という形でした。

2026年7月 月間レポート

2026年7月のワンコインデックス投資月間レポートのイメージイラスト
オルカンS&P500
投資日数20日21日
今月の投資額¥10,000¥10,500
購入口数(積立)2,628口2,356口
先月末評価額¥666,920¥705,286
今月末評価額¥668,080¥708,509
損益率57.75%58.32%

損益率はオルカンが57.75%、S&P500が58.32%。先月末はそれぞれ61.28%、61.39%でしたから、オルカンは3.53%、S&P500は3.07%ぶん下がったことになります。

投資日数に差があるのは、ファンドのお休みの日があったからです。

7月はオルカンが2日、S&P500が1日、買付のできない日がありました。投資信託は日本の証券会社が開いていても、投資先の国の市場が休みだと買付ができないことがあるんです。

しんげつ

3%ほどの下落。数字で見ると、けっこう下げた月でした。

おじいわん

お休みの日は、ぼくと一緒にお昼寝してたのかな。

1万円積み立てて、増えたのは1,160円だけ?

1万円積み立てても評価額の増加はわずかだったことを表すイメージイラスト

ここが今月いちばんお伝えしたいところです。

オルカンの評価額は、先月末666,920円から今月末668,080円になりました。増えたのは1,160円。でも今月、オルカンには500円×20日で1万円を積み立てています。

S&P500も同じです。705,286円から708,509円へ、増えたのは3,223円。こちらは500円×21日で10,500円を積み立てました。

つまりこういうことです。

オルカンS&P500
今月積み立てた金額¥10,000¥10,500
評価額の増加+¥1,160+¥3,223
差(値下がりで消えた分)▲¥8,840▲¥7,277

新しく入れたお金のうち、オルカンは8,840円分、S&P500は7,277円分が基準価額の値下がりで相殺されてしまった。それが7月の実態です。

口座の「評価額」という数字は、積み立てたお金と値動きの結果が合算されて表示されます。だから下がった月でも、積立を続けているとプラス表示になることがあるんです。数字が増えていても安心とはかぎらない、というのは覚えておきたいところです。

でも、悪い話ばかりではありません。基準価額が下がったということは、同じ500円でより多くの口数を買えたということでもあります。目減りしたのは今の評価額、増えたのは将来の持ち分。この2つは同時に起きています。

しんげつ

評価額の増減より、いくら入れていくつ買えたか。わたしはそこを見ています。

おじいわん

おやつが小さくなっても、数が増えてればうれしいよ。

おじいわんの解説 下がった月に口数が増えるって、どういうこと?

値段が下がると同じ金額で多く買えることを表すイメージイラスト

「口数(くちすう)」は、投資信託をどれだけ持っているかを表す単位です。株でいう株数のようなもの、と思っていただければ大丈夫です。

投資信託は、この口数×基準価額で評価額が決まります。だから増やしたいのは、実は評価額そのものではなく口数のほう。口数さえ積み上がっていれば、相場が戻ったときに評価額はついてきます。

そして口数は、基準価額が安いときほどたくさん買えます。今月のオルカンで見てみましょう。

  • 月初 基準価額38,376円のとき、500円で買えた口数:130口
  • 月末 基準価額37,521円のとき、500円で買えた口数:134口

同じ500円なのに、月末は4口多く買えました。基準価額が下がると、こういうことが自動的に起きます。値段が下がって不安になっている月に、実は仕込みが進んでいる、というわけです。

これがドルコスト平均法(毎回同じ金額を買い続けて、買う値段を平均化する方法)のいちばんおいしいところ。高い日は少なく、安い日は多く買える。自分では何も判断していないのに、勝手にそうなってくれます。

おじいわん

安い日にたくさん買えるなんて、お得だワン!

「一度にまとめて買った方がよかったんじゃないの?」と思う方もいるかもしれません。毎月そこも検証しています。

一括投資 vs 毎日積立 口数比較

毎日積立(実績)一括購入(月初仮定)
オルカン2,628口2,606口+22口
S&P5002,356口2,341口+15口

今月も毎日積立が両者とも勝ちました。これで2ヵ月連続です。

ただし、この比較は「月のはじめにまとめて買っていたら」という仮定で計算したものです。実際にまとめて買うなら、いつ買うかは人それぞれ。
目安のひとつとして見てくださいね。

その前提で言うと、毎日積立が勝つ条件はシンプルです。

月を通した平均の値段が、まとめ買いした日の値段より安かったとき
まとめ買いはその1日の値段で全部を買うことになるので、平均がそれより安ければ、毎日積立のほうが多くの口数を手に入れられます。

例えば7月のオルカンは、月初が38,376円。月を通した平均はおよそ38,050円でした。平均のほうが安かったので、今回は毎日積立の勝ちです。

気をつけたいのは、「月末が月初より安ければ勝ち」ではないこと。
月末が安くても、月の途中がずっと高ければ平均は上がってしまいます。
実際、7月にいちばん高かったのは月初ではなく7日の38,532円でした。

逆に、買った日より高い日が続けば、まとめ買いのほうが有利になります。
どちらが優れているという話ではなく、いつ買ったかと相場次第。
それが事前にわからないので、この毎日積立では相場を読まずに続けることにしています。

しんげつ

下がった月は毎日積立が有利ですね。相場を読まなくていいのが気楽なところです。

おじいわん

どっちになっても困らないって、安心だワン。

今月の一本勝負!S&P500 vs オルカン、強かったのはどっち?

S&P500とオルカンの勝敗を比べる対決イメージイラスト

基準価額が動いた営業日ごとに「S&P500の損益率 − オルカンの損益率」を計算して、その日の勝ち負けを数えてみました。今月数えたのは22日分です。

先月は11勝11敗の引き分けでしたが、今月は…

対決勝った日数
S&P50019勝
オルカン3勝

S&P500の圧勝でした。しかもオルカンが勝ったのは7月3日・6日・7日の3日だけ。月の頭に固まっていて、8日以降は最終日までS&P500の19連勝です。

これだけ差がついた月でも、最終的な損益率の差は0.57%(S&P500が58.32%、オルカンが57.75%)。
毎日の勝ち負けほどには、累計の成績は離れないんですね。45ヵ月分の積み重ねがあると、1ヵ月の連勝くらいでは大勢は変わらないということだと思います。

なお、どちらを選ぶかで迷っている方はオルカンとS&P500どっち?両方買うのは意味ない?もあわせてどうぞ。

迷ったときの選び方の目安をまとめています。

しんげつ

19連勝はさすがに見事。でも累計だと0.57%差なんですよね。

おじいわん

連勝しても、ちょっとしか差がつかないんだね。

おじいわんが選ぶ!2026年7月の経済ニュース

おじいわん

7月はAI関連が一気に静かになった月だったよ。4本まとめてみたワン。

ニュース① 日経平均が4ヵ月ぶりの反落 月間5,700円安

7月の日経平均株価は月末に64,362円で終わり、6月末から5,700円(約8%)下落しました。下げるのは4ヵ月ぶりです。

とくに厳しかったのが7月17日。この日は一時4,130円(6.2%)を超える急落となり、終値は2,694円安の64,141円。この週の下げ幅4,416円は、週間としては過去最大を記録しました。

おじいわん

1週間でそんなに下がったの?ちょっとこわいワン。

しんげつ

金額は大きいですが、月間で見れば8%です。冷静に見たいところですね。

ニュース② AI・半導体株がまとめて調整 1ヵ月で2割安

今回の下げの主役は、ここ数ヵ月ずっと相場を引っぱってきたAI・半導体関連の銘柄でした。

米国の半導体株をまとめた指標であるSOX指数(フィラデルフィア半導体株指数)は、6月22日の高値から7月17日までに20.2%下落。月間でも18.9%の下げとなりました。
日本ではキオクシアが7月17日に16.1%安の52,110円まで売られ、6月22日につけた最高値112,700円から1ヵ月足らずで半値以下になっています。

決算そのものは悪くなかったのに売られたのが今回の特徴で、「AI投資はいつまで続くのか」という不安が広がったことが背景にあるようです。

おじいわん

ずっと元気だった子が、急に静かになっちゃったんだね。

しんげつ

オルカンもS&P500も、こうした銘柄をたくさん含んでいます。今月の下落は、ここが大きく影響しました。

ニュース③ 原油が100ドル突破からの急落 米イラン情勢に振り回された月

中東情勢も相場を大きく揺らしました。7月中旬は米国とイランの攻撃の応酬が止まらず、原油価格は1バレル100ドルを突破。エネルギー価格の上昇はインフレにつながるため、株式市場には重しになります。

ところが下旬に入って攻撃が停止され、交渉再開への期待が出ると、原油価格は一転して急落しました。1ヵ月のあいだに上と下、両方に大きく振れた形です。

おじいわん

上がったり下がったり、ぼくのお散歩コースより曲がりくねってるワン。

しんげつ

ニュースを追って売り買いしていたら、振り回されるところでしたね。

ニュース④ FRBは金利据え置き 長期金利は19年ぶりの高水準に

7月末のFOMC(アメリカの金融政策を決める会合)では、政策金利の据え置きが決まりました。
ただ会合では利上げを主張する委員もいたと伝えられ、市場では「次は利下げではなく利上げかもしれない」との見方が広がりました。

これを受けて米国の長期金利は19年ぶりの高水準まで上昇。
金利が上がると、将来の成長を期待して買われていたハイテク株には向かい風になります。
決算はMicrosoftとMetaが好調で、Amazonは15%急騰した一方、テスラは14%急落するなど、明暗がくっきり分かれた月でもありました。

おじいわん

いいニュースと悪いニュースが、いっぺんに来たんだね。

しんげつ

個別の銘柄を選ぶのは、やっぱりむずかしいなと思います。

今月のできごと おじいわん17歳、見守りカメラを増やしました

シニア犬のお留守番を見守るためのペットカメラ

17歳のおじいわん、この夏いよいよ「お留守番が心配なレベル」になってきました。

自力で起き上がれないことがあったり、家具の隙間にハマってもがいていたり。留守中に同じことが起きていたらと思うと、仕事中も気が気ではありません。そこで、見守りカメラを1台増やすことにしました。

カメラ選びで迷ったのが画素数です。200万画素と300万画素、どちらにするか。Amazonの商品ページで少し悩んで、結局200万画素にしました。理由はシンプルで、わたしが確認したいのは「無事かどうか」だけだからです。毛並みの1本1本まで見えなくても、起き上がれずにいるのか、すやすや寝ているのかがわかればそれでいい。

設置してみたら、これが思った以上に安心でした。おじいわんは日によって寝る場所がバラバラなので、これまでのカメラでは映らない死角がいくつもあったんです。姿が見えないたびに「どこにいるんだろう」とやきもきしていましたが、2台になってからは、どこで寝ていても無事を確認できるようになりました。

もっと早く増やしておけばよかった、というのが今の気持ちです。

しんげつ

画素数より、映る範囲のほうが大事でした。

おじいわん

ぼくは映ってれば何画素でもいいよ。おやつの時間だけ教えて。

▼ わが家が増設した見守りカメラはこちら

なお、シニア犬との暮らしについては15歳のシニア犬が若返った話高齢犬表彰に応募してみた話も書いています。

今月のちょっといい話 積立で貯まったポイントを寄付しました

7月末、熊本で大きな地震がありました。何かできることはないかと考えて、投信積立でコツコツ貯まっていたVポイントを使って寄付をしました。

金額としては本当にささやかなものですが、「積み立てていたら、いざというときに誰かの役に立てた」というのは、思いがけずうれしい体験でした。

投資は自分の将来のためにやっているつもりでしたが、こういう使い道もあるんだなと。積立で貯まるポイントの存在、わりと忘れがちなので、一度確認してみるのもおすすめです。

しんげつ

ポイントのことをすっかり忘れていました。使い道を考えるいい機会になりました。

おじいわん

だれかの役に立つのって、いいことだワン。

まとめ

2026年7月は、AI・半導体関連の調整でオルカンもS&P500も基準価額が下がった月でした。損益率はオルカンが57.75%、S&P500が58.32%。先月末から3%ほど後退しています。

積み立てた金額に対して、評価額の増え方はオルカンが1,160円、S&P500が3,223円。数字だけ見るとさびしい結果です。でもその裏で、同じ500円で買える口数はどちらもしっかり増えていました。毎日積立が口数でまとめ買いに勝ったのも、月を通した平均の値段が安かったからです。

45ヵ月続けてきてわかったのは、増える月も減る月も、やることは何も変わらないということです。相場を読んで判断しなくていいから、迷わずに済む。

来月も淡々と、500円ずつ積み立てます。

おじいわん

下がった月も、ちゃんと前に進んでるんだね。

500円投資、気になってきた方へ

「気になるけど、投資ってこわい」と感じている方は、まずこちらの記事からどうぞ。

▼ 【NISAを始めるのが怖い人へ】リーマンショックで退場したわたしが投資に戻れた理由

すぐに始めてみたい方はこちら。

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▼ 【暴落も7万円突破も!乱高下の月こそ毎日積立】2026年6月 ワンコインデックス投資結果

※この記事はしんげつ個人の体験をもとに書いています。投資は自己判断・自己責任でお願いします。特定の商品の購入を推奨するものではありません。

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